バス便が少ないので、歩きましたが…

  それにしても、Ｎｏ１５コースに引き続いて水沢観音まで足を延ばすのは大変に厳しい行軍でした。疲れたと言うよりは、次から次へと車がブンブン飛ばして行き交う点と、日が短い時季だったので釣瓶落とし的に急に暗くなってしまった点が、気を滅入らせたのかもしれません。

  伊香保温泉から水沢観音まではコースの距離には含まれますが、歩くのは危険ということなのでしょうか、バスによる移動区間とされています。それはそれで正解だと思うのですが、それならもう少しバスの便を良くしておいてもらいたいなぁーと思います。便数が少ないがために歩かざるを得なかったのです。
  が、滅多に来ない「物好き」（「関東ふれあいのみち」を歩くような人、しかも全線を踏破しようという人は、物好きとしか形容の仕様がない点は理解できます）のために、万全を期するよう求めるのが無理な注文であることは分かるのですが…。

水沢うどんは味わえませんでした

  「水沢うどん」の名声はかねてから耳にしていましたので、水沢観音近辺か伊香保温泉かどちらかで味わおうと楽しみにしていました。
  しかし、水沢観音に着いた時には既にあたりは薄暗くなっていました。途中にも１軒、大駐車場の前にも１軒うどん屋さんがありましたが、いずれも店仕舞いした後でした。
  水沢観音が撮影対象になっていますので、先ずは撮影を済ませましたが、その間にもうとっぷりと暗闇に包まれてしまっていました。駐車場の先を曲がっていけばもっとうどん屋さんがあったのかもしれませんが、情報を持っていませんでしたし、伊香保タウンバスが来る時間でもありましたので、止めにしました。
  その日は旅館に入るのが精々でしたので、うどんはお預けとなり、翌朝は翌朝で早立ちしましたので、結局水沢うどんはまたの機会にと先送りとなりました。（ちなみに、旅館の売店で乾干しのものを買って帰りましたが、「こし」が弱く、楽しめませんでした。）