「長柄ふるさとむら」ってなに？

  「長柄ふるさとむら」とは何なのか？との疑問を抱きながら出発しました。最初に道路右サイドにコテージ群が現れた時は、地元の長柄町の手になるいわゆる「町づくり、村おこし」型の小規模なテーマパークづくり的事業かと思いました。
  しかし、「トリニティ書斎」という宿泊施設を備えた住宅棟の高層建築物を見て、この考えは一変しました。敷地全体の説明図によれば、全体が「生命の森リゾート」という事業であり、分譲コテージ群や高層マンションが何箇所かにあり、運動施設群もあり、旧スイス大使館を移設した料亭があり、また、日本エアロビクスセンターや循環器科など３科を持つクリニックも、さらに真名ゴルフ場もその施設の一つであると分りました。

  住宅を分譲し、定住者にサービスを提供する事業以外に、法人会員を集めてこうした施設を福利厚生施設として利用してもらうという事業も組み込んでいるようでした。
  どういう事業者が実施しているのかはインターネットのホームページを見ても分りませんでしたが、相当大規模な事業だったことは確かです。
  日曜日なので、敷地内をジョギングをしているでっぷり太った男性やスマートな若い女性も見かけましたし、車で訪れる人達も多くいました。こういうリゾート施設を利用できる人達がいて、こういう結構な世界があるのだということを知ったのはそれなりの成果でしょうが、どうも私には無縁の世界のような気がしました。ひがみですね、これって？

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この先がコース路？！

  このコースで最も問題があるのは、ゴルフ場の先で右折し、水道（みずみち）のような路を下る箇所です。先ず、この区間の両端は共に草薮に覆い隠されていて（上段の２枚の写真）、その奥にコース路があるとはとても考えられないような状態にあるということです。
  進入口に指導標はありますが（中段の左の写真）、とてもこの奥へ進むとは思えないので、「指示方向が違っているのではないか？」、「誰かがいたずらしたのではないか？」などと暫し迷ってしまいました。

  さらに、不愉快な点を上げれば幾つかあります。ゴルフ場側の入口付近の奥にはたくさんの発泡スチロールの箱やビールケース等が投棄されていました（中段の右の写真）。下り坂路なのに下地が粘土質ですからつるつると滑り、おまけに滅多に通る人がいないのでしょう、大きな蜘蛛の巣がびっしり張り巡らされていました。べっとりと顔にくっ付いてきます。もうここらへんになると八つ当たり気味です。

  また、反対側の口には指導標はあるのですが、周囲の背丈の高い草薮に覆われている（上段の右の写真）だけでなく、その場所が道からは奥まったところにあるため、その前にある空地に大型車が駐車してなおのこと見え難いことも困った点です。   従って、ここは、本納駅を起点として歩いてきた人には大変に分り難いと思われます。目印は、この先１０ｍほどの右サイドにある小さな神社形式の祠です（下段左の写真）。

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