坪ノ内バス停まで歩けます

  本コースは２時間弱で歩けるとあります。どなたが考えても、それでは折角はるばる行くにしては少ないのでは？と思うでしょう。
  調子次第ですが、できれば次のＮｏ１１コースも引き続いて歩いてしまおうという底意を持って、坪ノ内バス停からスタートすることにしました。
  鶴巻温泉駅で降りたのは初めてですが、鄙びた温泉駅を想像していたのに反し、近代的な駅舎と周辺の街並みでした。降りたホームの臨時降車口から出てしまいましたので、左に曲がり、踏切を渡ってから再度左に折れてバスが発着する駅前広場に出ました。坪ノ内行きは「大住台経由」です（よく似ている「下大槻団地」行きと間違えないように…）が、本数が少ないので事前確認をしていく必要があります。
  このバス時間に拘束されるよりは、坪ノ内バス停まで歩いた方がよいという選択もあり得ます。「笠窪」、「谷戸岡」、「大住台」、そして次が「坪ノ内」バス停です。駅広の右手を通る広い道路を、踏切とは反対側に真っ直ぐに道なりに進みます。「谷戸岡」を過ぎますと太い通りとぶつかり、その左方向にチューブのような東名高速道路が見えますので、そちらへ左折して下さい。ニュータウン的な住宅団地の中を通り過ぎ、国道２４６号と交差するちょっと手前に「坪ノ内」バス停はあります。３０分みておけば十分です。

昼食の場所に困りました

  このコースには、昼食に適した場所がありません。初めて歩く道ですから、そのうち景色の良い場所があるだろうと思いつつ歩いているうちに、腹ぺこのまま「鎧塚」まで来てしまいました。そろそろ限界であり、次のコースを引き続き歩くことを視野に入れた場合にはなおのこと、ここらで昼食にすべきだろうということになります。

  幸い鎧塚は道路より一段高い場所ですから、休憩にはもってこいだろうということになりました。ところが、直ぐに食事向き場所でないことが判明しました。牛の糞尿の臭いが風に運ばれて来て、とても食事を「おいしく」いただくという気分になれないのです。そのうえ、蝿が飛んできます。が、敢えてここで昼食としました。結局、この先にも昼食に適した場所はありませんでした。