茨城Ｎｏ５「自然林を歩くみち」に引き続いて歩きました。茨城Ｎｏ５の終点の「南飯田」旧バス停からこのコースへの連絡道が分からずに３０分位のタイムロスをしましたし、入野林道の入口までの路が分かりづらくて分岐点毎に迷いながら進んだりで、結局、「富谷観音」に着いたのは１７時３０分でした。
（なお、連絡区間の歩き方については、後日再度茨城Ｎｏ５コースを歩き直した際に調べてきました。茨城Ｎｏ５コースの「経路の説明の３」に書いておきました。）

  無情にも、長い急な石段を上り切った時には既に門が閉ざされていました。このコースの撮影対象である「三重塔」は門内にありますから、もう一度出直さなければなりません。仕方が無いので、門の中すぐの所にある「総門」をバックに入れながら撮影をしていました。これで何とか証拠に採用してもらおうという心算でした。

  そうこうしているところへ、住職さんご夫妻の車が総門前を通り掛られました。不審なご様子での「何をしているのですか？」とのお尋ねに、事情をご説明しますと、わざわざ車から降りられて、鍵を開け、入れてくれました。最近、この地域でも寺院の仏像や装飾品の盗難が多いため、本意ではないが夜間は門を閉じざるを得ないのだ、ということでした。

  お蔭さまで無事撮影を済ませ、二度手間の無駄をせずに済むこととなりました。まことに運の良いことで、これも富谷観音参詣のご利益かと感謝しつつ家路につきました。 　そういうことですから、このコースをこれから歩く方は、「富谷観音」の門限を念頭において計画されますように、ご忠告申し上げます。