大洗町公式ホムページには、『日本古来から人々に愛され、当町では昔から山野に自生し……』とありますので、この種類のツツジ（右の写真）限定なのかなぁ、と思いましたが、続けて『庭先にも栽培され、その豊かな花色は人の心に安らぎを与える。』と記されていますので、特定の品種を指しているのではないようです。

街中を歩き回りましたが、これといったツツジの見所はありませんでした。海浜公園内やサンビーチ通には、ツツジの群落とか大きな植込みがあってもよさそうなのですが、大群落はありませんでした。多少まとまっている場所もありましたが、剪定の仕方が悪いのか開花したものが少なく、期待外れでした。

左の写真は大洗磯前神社に入る手前の赤い橋の下にある道路中央分離帯のツツジですが、ちょっと時期遅れで、色褪せています。（明年、好機に撮り直します）

「大洗磯前神社」の境内

最も種類が多かったのは大洗磯前神社の境内で、其処此処に紅いツツジの花（ヤマツツジだろうと思いますが……？）が見られます。大洗ゴルフ場側の参道には「つつじの小径」というのもありました。

「幕末と明治の博物館」の構内

また、「幕末と明治の博物館」の進入路の両側にも同じ種類のツツジが並んでいますし、ポピュラーな種類のほか、珍しい品種のもありました。「花車」は多くのツツジと違って、花びらが細く別れ、まさに風車の形に見えます。白花のものもあるようですが、ここのは紫色でした。