雨降りの日は避けるべきでした（反省）

  本州の太平洋岸に前線が横たわっているものの午後には南に下がるので「曇り」という天気予報であり、また、出発時点では雨が落ちていなかったこともあり、ともかくも予定通り出発しました。しかし、上養沢(かみようさわ)バス停到着時点で既に霧雨状態になっており、結局、一日中このような霧雨状態が続きました。
  途中で会った中高年パーティのリーダー格の男性が、仲間内に話していた話ですが、「この地域の山の天気は“山梨”か“埼玉”の予報を見るのが良い」とのこと、また、「１ｍｍの雨量とは本日のような霧雨状態だ」とのこと。本当かどうか分かりませんが、一理あるような気がしました。
  確かに東京の天気予報は「曇り」でしたが、埼玉や山梨の天気までは見て来なかったような気がします。今後の参考にしようと思いました。

  霧雨状態で足場が悪いうえに、このコースはほとんどが足場の悪い上り下りの急坂道であることもあり、一日中難行苦行を強いられる結果となってしまいました。特に、雨に濡れると木製の橋や階段はツルツルになり、非常に滑りやすくなります。急な下りの木段はいつもとは逆向き、すなわち斜面の土の側を向いて後向きに下るのが安全です。また、木の橋もいっそのこと四つん這い状態で進むのが安全であることを体験から知りました。
  なお、このコースは本降りの日はもちろん、梅雨時や台風の後等には絶対入山を避けるべきであることを申し添えておきます。