（ⅱ）漁業就業者数について
就業者数
漁業就業者数ですが、漁業センサスでは満１５歳以上で過去１年間に漁業の海上作業に年間３０日以上従事した者を「漁業就業者」としています。
平成２５年の漁業就業者数は１６５人です。１０年前の平成１５年には２５２人でしたので、平成１５年対比で６５．５％へと、半数近くにまで減少しています。
自営漁業のみに就業している人が１１５人、漁家又は漁業会社に雇われる就業者が５０人となっています。
年齢階層別
次に、これを５歳刻みの年齢階層別に見てみますと、下の表にあるように、平成２５年で最多数を示すのは７５歳以上層で２４名、次いで５０～５４歳層で２３名、６０～６４歳層、６５～６９歳層がともに２１名となっており、高年齢層が多いことが分かります。
この表と下の円グラフから、平成１５年に６０歳代だった人がこの１０年間の間に大量に引退・転業したことが見て取れます。
高齢化の進展
さらに、下の円グラフで１０年間の変化を見ますと、６５歳以上の構成割合は平成２５年（４０％）は１５年（３９％）とほぼ同じ割合ですが、６５歳以上層における６５～６９歳層が２２％→１３％へとその割合を大きく減らしているのに対して、７５歳以上層は４％→１５％と大幅に増加しているのが分かります。
６５歳以上の年齢階層で高齢化が急激に進んでいることが分かります。また、６５歳未満層でも、５０歳以上層が３０％→３７％へと増えており、同様に高齢化が進んでいることが分かります。
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