コース両端は「土塩」と「横川駅」ですが、「土塩」には公共交通機関の便がありません。他方の「横川駅」はＪＲ信越線の駅でから、定石では「土塩」を起点とすることになります。

  「土塩（ひじしお）」は最寄りの西松井田駅から約７ｋｍの距離にありますが、バス便がありません。西松井田駅を基地とするタクシー会社が２社（ツバメタクシー：  ０２７−３８５−６８５０    旭屋観光タクシー：  ０２７−３９３−１１８１）ありますので、西松井田駅で下車して電話すれば無線で連絡を取り、手配をしてくれます。

  このコース単独で済ませる場合には、「公共交通機関の利用」というポリシーを貫徹するとすれば、「西松井田駅から土塩まで歩き、横川駅を終点とする」、「横川駅を起点とし、土塩から西松井田駅までを歩く」、「横川駅を起・終点として土塩との間を往復する」という選択肢があると思います。

  西松井田駅と土塩の間は７ｋｍありますが、山里の中の道路ですから交通量も少ないし、のんびり歩けるでしょうが、いささか長すぎます。また、横川駅と土塩の間のコース路は往復するほどの魅力があるとは言えません。
  ポリシーを破り、「西松井田駅から土塩までをタクシー利用とする」のが、賢明ではないでしょうか。その逆方向は、土塩から西松井田のタクシー会社に携帯電話が通じるかどうか分かりませんので、土塩を終点とするのは避けざるをえません。

  我々は、このコース単独では短かすぎますので、Ｎｏ１１コース「旧道裏妙義のみち」を連続して歩きました。

  上記で検討したような状況ですので、西松井田駅からタクシーを利用して「土塩」まで行き、ここを起点としました。
  この場合、Ｎｏ１１の終点になる「妙義神社」からは、上信電鉄の上州富岡駅まで乗合タクシー（＝小型バス）の便がありますし、（１５：４１の次は１７：４６しかないので…）これと時間が合わなければ、松井田駅（「西松井田駅」ではありませんので、ご注意。）までは４ｋｍ程度ですので歩いてもよいですし、疲労度合が大きければ、この間をタクシー利用しても大した出費にならない（千円をちょっと超える位のものですし、携帯電話も通じました。）、という具合にいろいろな選択肢があります。